すきま的サステナブル技術。

日本化薬の
サステナブルな
取り組みをご紹介します!

日本化薬の
サステナブル
取り組み

水素エネルギー社会に
貢献する触媒

近年水素は、燃料電池や発電、自動車など様々な用途のクリーンなエネルギー源として安定した供給が期待されています。
日本化薬は、水素エネルギー社会の実現に貢献する触媒の開発に取り組んでいます。触媒を使う水素の製造法としては、水蒸気と触媒が共存する反応場に太陽光を集光・集熱させることで水を熱化学的に分解する、環境に優しい方法に着目しています。この方法は、再生可能エネルギーを利用できるとともに、立体的な反応場によってスケールメリットを生み出せる特徴があります。
今後開発を続け、2025年頃からの実用化を目指しています。

部品の軽量化で
燃費向上に貢献

高い環境性能や安全性能が求められる自動車市場。
日本化薬の開発した新しいエアバッグ用ディスク型インフレータ(運転席・助手席用)は、堅牢性・ 耐久性を維持しながら金属部品を薄型化するなどの工夫を施し、重量を従来型の4分の3にする軽量化を実現しました。
この新型インフレータは、製品1個当たりのCO2排出量が従来品に比べ、36%削減できる優れた環境性能を達成すると同時に、搭載する自動車の燃費向上に貢献しています。
2015年を基準とした2020年の比較

産業用インクジェット
インク材料で省資源化に貢献

日本化薬のインクジェットインク用の色素材料は、
家庭用プリンタやオフィスでの印刷用途のほか、産業用インクジェットプリンタで使うデジタル印刷向けとして使われています。
デジタル印刷は色表現に必要な量だけのインク消費で済み、印刷後の洗浄水も不要で環境に優しいことが特徴です。また、オフセット印刷のような版(インクを転写する板)が不要であることに加え、データの切り替えのみで少量多品種の印刷に迅速に対応できるメリットがあります。
これからも、持続可能な社会に貢献していきます。

ドローンを安全に
世界に安心を

ドローンの市場は今後大きな成長を見込んでいます。次世代モビリティとして、ドローンは都市部などの有人地帯での運搬、災害時の救助支援活動、インフラ点検や測量などさまざまな分野でのさらなる活用が期待されています。
日本化薬は、自動車安全部品で培った火工品技術を応用し、産業用ドローン向けのパラシュート安全装置「PARASAFE®」を開発しました。
ドローンが不測の事態で落下した際に、素早くパラシュートを展開し、地上の安全を守るとともに、ドローンの機体やカメラなどの搭載物の破損を防ぎます。ドローンの機体、搭載物、人命、地上の設備を守り、 社会におけるドローンのさらなる活躍に貢献します。

環境に配慮した
グリーンエネルギーの活用

日本化薬は2030年度環境目標の実現に向けた活動を進めています。
各工場では太陽光発電の導入を進めており、発電した電力は、工場の運営に一部活用している他、BCP(事業継続計画)対策の一環として運用しています。
その他、ガスコージェネレーション等により、省エネルギー活動を継続するとともに、使用するエネルギーを温室効果ガス排出量の少ないエネルギーに積極的に変換するなどの施策を推進しています。
今後も温室効果ガス削減に向けた取り組みを続けていきます。
2030年度の温室効果ガス排出量(Scope1+2)を2019年度比で32.5%削減する

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