モビリティ&イメージング事業領域

セイフティシステムズ

ポラテクノ

日本化薬株式会社
取締役常務執行役員
モビリティ&イメージング
事業領域管掌

川村 茂之

2022年度 売上高構成比

2022年度 部門営業利益構成比

業績の推移

中期事業計画KAYAKU Vision 2025KV25初年度の進捗と展望

 モビリティ&イメージング事業領域では、カーボンニュートラル等の社会課題の解決を重視しながら、「安全・安心なモビリティ社会」への貢献を目的として、信頼される自動車安全部品のグローバルブランドを目指しています。セイフティシステムズ事業の2022年度は、中国における新型コロナウイルスの感染急拡大や、半導体等の供給問題による自動車生産への影響があったものの、為替の変動と積極的なグローバル展開の成果により、増収増益となりました。
 今後も当面の間は世界情勢に不確実性の高い状況が続くと見込まれ、自動車市場では新興のEVメーカーの台頭や、新しいEV技術の発展によりサプライチェーン全体が混沌となる一方で、中国やグローバルサウスと呼ばれる地域を中心に、自動車安全部品の需要はより一層旺盛になると期待されます。
 当社グループは、現在の主力品であるインフレータ、マイクロガスジェネレータといった自動車安全部品の伸長に努めるとともに、EV用電流遮断装置などに使用する火工品や、ドローン・空飛ぶクルマなどの新たなモビリティの安全に役立つ新製品の開発を推進します。
 2023年度からは、新たにモビリティ&イメージング事業領域として、セイフティシステムズ事業と、車載向け偏光板等を扱うポラテクノ事業の2本柱の体制となります。車載向け市場の情報共有や新しい戦略の共同立案、生産技術・ノウハウの共有によるコストの低減を進め、事業領域全体としての製品競争力の強化に努めます。

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