日本化薬グループの事業

KV25 3事業領域のありたい姿

事業領域 事業部 ありたい姿
モビリティ&イメージング事業領域 セイフティシステムズ 変化するモビリティテクノロジーに対応した製品で世界中の人々に安全を提供し、社会に貢献するグローバルブランドとなる
ポラテクノ 高耐久偏光板・位相差板などの高機能光学部材やX線部材でモビリティ分野のディスプレイの多様化と安心・安全・健康な暮らしに貢献する
ファインケミカルズ事業領域 機能性材料 超スマート社会『Society 5.0』、環境保護などの社会貢献のため、最良の製品・技術・サービスを提供し続ける
色素材料 インクジェット用色素や機能性色素の力でデジタル化社会を支え省資源化に貢献する
触媒 アクリル酸・メタクリル酸製造用の高収率触媒を提供し、人びとの豊かな暮らしとCO2の削減に貢献する
ライフサイエンス事業領域 医薬
  • 優れた医薬品・機器等を開発し、新たな診断、治療機会を提供する
  • BS製剤およびジェネリック薬品を安定的に供給し、人々の健康に寄与する
アグロ 環境にやさしい優れたアグロケミカルを、その技術・サービスと共に提供し、食糧供給を支え、持続可能な農業の発展に貢献し続ける

モビリティ&イメージング事業領域

SDGsへの貢献

すべての人に健康と福祉を働きがいも経済成長も産業と技術革新の基盤をつくろう住み続けられるまちづくりをつくる責任つかう責任
外部環境 日本化薬の強み 重点項目
セイフティシステムズ事業
  • 世界の自動車生産はコロナ感染症の影響からは回復、半導体不足は緩和
  • 安全部品の搭載率は新興国を中心に増加
  • EVなどによる新たな需要増
  • ドローンの運搬などの用途の拡大と安全性担保の要求
  • 火薬を安全に扱う技術と継承
  • 自動車安全部品業界トップ水準のシェア
  • グローバルでの拠点展開
インフレータ
  • Cylinder型インフレータの生産拠点拡大(日本・中国・マレーシア)
  • 中国、韓国系顧客への拡販
  • 次世代インフレータの開発
マイクロガスジェネレータ/スクイブ/火工品
  • 客先次期モジュール案件の獲得
  • 後部座席用などの数量増案件の獲得
  • 歩行者保護、電流遮断用などの用途の拡大
  • 新規パイロデバイス用途検討
ドローン用安全部品
  • 25kgドローン用PARASAFE®の拡販
  • 15kgドローン用PARASAFE®の開発と市場投入
  • 空飛ぶクルマ、大型ドローン用安全部品の開発
ポラテクノ事業
  • 車載用表示機能の進化、拡大
  • 希少金属のリサイクル要求の高まり
  • 光・電磁波制御技術および微細加工技術
  • 独自の偏光板用高耐久染料合成技術

独自素材で光をコントロールする製品で超スマート社会の実現に貢献

  • X線分析装置用部材・無機偏光板新規用途拡大
  • HUD用部材など高耐久偏光板の新規車載用途拡大

ファインケミカルズ事業領域

SDGsへの貢献

安全な水とトイレをみんなにエネルギーをみんなに そしてクリーンに産業と技術革新の基盤をつくろうつくる責任つかう責任気候変動に具体的な対策を
外部環境 日本化薬の強み 重点項目
機能性材料
半導体市場は2030年にかけて1兆ドル市場に
  • 半導体関連製品のシナジー
  • 機能性分子の設計

ユニークな素材で重要な材料を提供

  • 基板、封止材、クリーナー、製造装置など半導体関連ビジネスで拡大
  • 次世代通信用樹脂(低誘電素材)の開発と上市
  • エポキシ樹脂の生産能力拡充
色素材料
  • デジタル印刷市場の拡大
  • センシング市場の拡大
  • 調光ガラス市場拡大
  • 染料から機能性色素まで強い色素技術
  • 精密有機合成

インクジェット色素や機能性色素で、デジタル化、省資源化に貢献

  • 産業用インクジェットインク拡大、生産体制整備
  • イメージセンサー材料量産、拡大
  • ⼆色性色素量産、拡大
触媒
  • アクリル酸・メタクリル酸市場は5~6%程度成長が続く
  • カーボンニュートラル関連市場の拡大
  • 触媒の最適組成設計と技術サービス

高収率触媒を提供し人々の豊かな暮らしとCO2削減に貢献

  • アクロレイン・アクリル酸・メタクリル酸製造用触媒の収率向上
  • 確実なリピート受注と新規開拓
  • 脱炭素社会貢献触媒の開発

ライフサイエンス事業領域

SDGsへの貢献

飢餓をゼロにすべての人に健康と福祉を働きがいも経済成長も産業と技術革新の基盤をつくろうつくる責任つかう責任陸の豊かさも守ろう
外部環境 日本化薬の強み 重点項目
医薬事業
  • 医薬品産業ビジョン(品質と安定供給/製販/バイオ医薬品/国内製造開発/使用促進)
  • CDMO市場の拡大
  • 毎年の薬価改定
  • 研究・開発から製造・営業、品質保証・市販後信頼性保証まで⼀貫した事業運営
  • 国内トップの抗がん薬のラインアップと専門MR
  • 高薬理活性物質の製造技術
新薬
  • アラグリオ®のTURBT市場におけるシェアアップ
  • 育薬による価値最大化
  • TURBt:経尿道的膀胱腫瘍切除術(内視鏡と切除ループを用いて膀胱腫瘍を切除する⼿術)
バイオシミラー(BS)
  • ベバシズマブBSの市場浸透
  • 診療報酬改定によるBS促進策
  • 新剤の導入によるラインアップ拡充
ジェネリック抗がん薬(GE)
  • 安定供給と品質保証体制の強化
  • 新規GEの開発と上市
2030年ありたい姿に向けて

パイプラインの充実

  • 自社・外部機関との協業による新薬の開発
  • 新薬・新医療機器の導入
アグロ事業
  • 国内農薬市場は横ばい、海外農薬市場は食糧需要増により伸長
  • 農薬再評価制度導入により国内農薬登録取得・維持のハードルアップ
  • 「みどり戦略」により、化学農薬削減(リスク換算)を可能にするイノベーション促進
  • 野菜・果樹領域の殺虫剤・⼟壌燻蒸剤
  • 製剤化のノウハウ(工夫製剤)
  • 技術サービス・情報提供と融合した営業活動
  • 製造技術(原体から製剤まで)
国内
  • フロメトキン製剤(ファインセーブ®)、フーモン®の拡大
  • 農薬登録範囲の拡大による売上拡大
  • ダイアジノンなどの農薬再評価制度への対応
海外
  • サプライチェーンの再構築によるエビセクトの回復
  • フロメトキン製剤の登録推進と拡販
2030年ありたい姿に向けて
  • 新規殺虫剤・新規工夫製剤の開発
  • バイオスティミュラントの開発と導入
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