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2025年6月26日をもって代表取締役社長に就任しました。109年受け継がれてきた経営の襷の重みに身が引き締まると同時に、日本化薬グループを支えてくださるステークホルダーのみなさまと新たな未来を築き上げていく、という強い想いを抱いています。
2025年度は、中期経営計画 KAYAKU Vision 2025 (2022年度〜2025年度)の最終年度として同計画を完遂する年度であるとともに、次期経営計画の道筋を考えていく年度でもあります。まずは、現在の中期経営計画に掲げる重点戦略を強力に推進し、最後までやり遂げることが、私のなすべきことだと認識しています。
そして、現在当社では次期経営計画について、より長期的な視点でミッション・ビジョンを定め、当社とステークホルダーのみなさまにとってベストな目標設定のあり方を議論しています。当社のさらなる成長に向けて、私が先頭に立って次期経営計画の策定を進めてまいります。
目標達成のためには、さまざまな強みや個性をもつ従業員一人ひとりの力を最大限引き出し、それぞれの力を結集して組織力を高めることが必要です。その重要な役割を担うのは当社の人材です。誠実に自己研鑽に励み、仲間とともに挑戦し、成果を出す力を高めてほしいと考えています。挑戦し続けることでしか成果は得られませんし、変化も生まれません。挑戦した結果、失敗したとしてもそれも1つの大きな成果です。変化をリスクと捉えず、新たな価値創造の機会に変えていく、従業員とともに私自身も挑戦し続けます。
変化の時代の中にあっても「最良の製品を不断の進歩と良心の結合により社会に提供し続けること」という、当社の使命は変わりません。私たち日本化薬グループはこれからも、ステークホルダーみなさまの声に真摯に耳を傾け、弛まぬ変革と挑戦を続けながら前進していきます。
2025年6月
代表取締役社長