私たち日本化薬がもつ、
KAYAKUの技術。
それは、自動車事故から命を救う。
それは、半導体でIT社会を動かす。
それは、抗がん薬で病と向きあう。
今も世界のどこかで、
人々の生活を支えています。
さらに、
KAYAKUの技術は進化をやめない。
空飛ぶ車や産業用ドローンなど、
モビリティ革命に安全性を。
ロボットやAR・VR、バイオ科学を
活用した、農業・医療の発展を。
脱炭素化や宇宙開発など、
世界が抱える社会課題や
未知への挑戦を。
だれもがワクワクできるような、
新しい時代を切り拓きます。
私たち日本化薬の役目は、
1916年から積み重ねてきた
KAYAKUの技術で、
人と地球の未来に
安心・豊かさ・感動を届けること。
そのために、
技術と技術、素材と部品、
現在と未来の間にある
「すきま」を見つけて育てます。
社会に役立つひらめきを。
世界的すきま発想。
投資をお考えの皆さまへ
はじめまして、
日本化薬です。
私たち日本化薬を
より身近に感じていただけるよう、
事業や製品について
わかりやすくご紹介します。
研究開発や
パートナーとの共創で
製品の完成に
欠かせないピースを
自動車・半導体・エレクトロニクス・化学など、日本の基幹産業を中心とするさまざまな業界に向けて、ものづくりに欠かせない部品・素材・原料を開発するほか、医薬・農業の分野では最終製品を提供しています。ターゲットとする4分野(モビリティ、環境エネルギー、エレクトロニクス、ライフサイエンス)において、事業部門同士が連携して研究開発を推進。加えて、サプライヤーや大手メーカーのティア1・ティア2と共創し、市場ニーズを満たす新たな事業と新たな製品の創出に取り組んでいます。
日本化薬の特徴
Point 01
景気サイクルの異なる
3つの事業領域で、
安定成長を持続
当社は1916年の創⽴以来、100年を超えて⾚字決算は⼀度もなく、安定的な成⻑を続けてきました。その理由は、市場の異なる複数の領域で事業を展開してきた経営⽅針にあります。EV化や⾃動運転など技術⾰新が著しいモビリティ業界や、AI⾰命により需要が急拡⼤する半導体業界など、成⻑が期待できる反⾯、景気に左右されやすい事業。⼀⽅、医薬や農業など⼈々の健康や⾷⽣活に関わるため安定的な収益が予測できる事業。これらのコンビネーションにより、世の中の変化に対して柔軟に対応できるのが強みです。
Point 02
社会にとって必要で、
今後も必要とされ続ける
製品を提供
ドライバーの安全を確保し、事故から生命を守る自動車のエアバッグやシートベルトに搭載される安全部品。人々が安心して治療を受け、生活を支えるための抗がん薬やバイオシミラー。そして、日々の生活に快適と感動を与える、ファインケミカル分野の製品群。当社が製品を供給するのは、社会にとって十分な需要があり、将来にわたって成長が期待される分野です。対象となる市場で粘り強く事業を続けて、業界での高いシェアを獲得してきました。その信頼と実績を基盤に、技術を進化・融合させ、時代のニーズに合わせた製品を提案しています。
Point 03
40年以上にわたり
配当を減らすことなく、
株主還元を推進
当社の株主様への姿勢は、⻑期投資に有利とされる「累進配当」を基本としています。これまで40年以上も減配することなく、ビジネスの成⻑に沿って段階的に配当を引き上げ、株主様に対して安定的に還元することを重視してきました。中⻑期的な配当性向は40%以上を⽬標とし、これを維持しています。もちろん、将来の成⻑のための研究開発投資や設備投資、製品導⼊やM&Aなどの戦略的投融資に向けて、内部留保はしっかりと確保。未来への投資とのバランスを考慮しつつ、株主様への利益還元に努めています。
日本化薬の歩み
時代の流れ、
顧客・市場ニーズに応えて
事業領域を拡大
祖業から受け継ぎ変化・融合により進歩した「KAYAKUの技術」と、ビジネスの拡⼤を通じて培った事業アセットを掛け合わせて、時代のニーズに応える新事業・新製品を創出し続ける
日本化薬グループの100年以上にわたる歩みのスタートは、1916年の日本火薬製造、帝国染料製造、1931年の山川製薬という3社の設立に遡ります。終戦を迎える1945年、これら3社が合併して日本化薬として新たな一歩をふみ出しました。戦後復興から高度経済成長期、オイルショックからの安定成長期、バブル経済とその崩壊、平成不況において、社会課題や時代の変化をとらえて、着実に基盤技術を蓄積。顧客や市場のニーズに応えながら、新たな事業領域を見つけて事業を拡大し、世の中にない製品を提供してきました。今後も、成長分野を的確にとらえ、特徴あるものづくりで社会に貢献していきます。
「くわしく知る!」ボタンでは、当社のターニングポイントとなった出来事の詳細を紹介しています
1960
1970
1980
1990
2000
2010
2020
会社の主な出来事
1949東京証券取引所に上場
1963デミング賞(旧:デミング賞実施賞)を受賞
1986新社章の制定
2007KAYAKU spirit制定
2016創立100周年
モビリティ
&
イメージング事業領域
ファインケミカルズ
事業領域
ライフサイエンス
事業領域
1917
日本で最初の
産業用ダイナマイトを
製造開始
1916
硫化染料ブラック
の国産化に成功
1932
消炎鎮痛剤
「アスピリン」上市
1959
「C型瞬発電
気雷管」上市
1963
「AN-FO爆薬」
上市
1980
含水爆薬
(エマルジョン爆薬)
「カヤマイト」上市
1979
紫外線硬化樹脂DPHAの
パイロット生産開始
1984
レシートや搭乗券などの感熱紙に
使用される顕色剤「TG-SAⓇ」上市
1963
アメリカ・ソハイオ社
とのアクリル酸の
技術導入契約
1948
抗生物質
「ペニシリン」
製造開始
1984
抗悪性腫瘍剤
「ランダⓇ」上市
1964
殺虫剤
「ダイアジノンⓇ粒剤」製造開始
1991
エアバッグモジュールの
市場投入を目指し、
センサー・テクノロジー社と
インフレータの
共同開発契約を締結
1992
ディスク型アルミ
インフレータ生産開始
1998
マイクロガス
ジェネレータ生産開始
1990
巨大水槽に使用されるポリメタクリル酸の
原料となるメタクリル酸製造用触媒の初出荷
1987
抗悪性腫瘍剤
「べスタチンⓇ」「ラステットⓇ」上市
1994
前立腺がん治療薬
「オダインⓇ」上市
2000
シリンダー型スチール
インフレータ生産開始
2012
サイドエアバッグ
インフレータ生産開始
2002
無機偏光板の量産開始
2004
モクステック, Inc.を買収、
X線分析装置用部材を販売開始
2017
X線分析装置用部材事業
を拡充
2002
半導体封止材などに使用される
エポキシ樹脂「NC-3000」上市
2008
米MicroChem Corp.を買収、
MEMS用ドライフィルムレジスト「SU-8」をラインアップ
2002
産業用インクジェット
インクの本格生産開始
2003
抗悪性腫瘍剤
「カルボプラチン『NK』」上市
2006
抗悪性腫瘍剤
「パクリタキセル『NK』」
上市
2014
バイオシミラー
「インフリキシマブBS」上市
2016
殺虫剤ダニ剤
「フーモンⓇ」上市
2018
新型インフレータ
(軽量化・小径化)量産開始
2018
5G用基板向け
マレイミド樹脂を上市
2020
独Henkel社より
LCD・体クリーナー事業を
譲受
2021
テイコクテーピングシステムを買収、
半導体製造装置の販売開始
2018
ニッポンカヤク(タイランド)Co., Ltd. 設立、
ASEAN地域の染料市場向け拡販へ
2020
ノンフェノール型感熱用顕色剤
「TG-MDⓇ」上市
2019
ヒト型抗EGFRモノクローナル
抗体「ポートラーザⓇ」上市
2021
ジェネリック医薬品「ペメトレキセド」上市
光線力学診断用剤「アラグリオⓇ」販売開始
2018
殺虫剤ダ殺虫剤「ファインセーブⓇ」
上市
2025
長期的な火工品の事業展開として
宇宙開発事業プロジェクトへ参加
2023
偏光フィルムを使う
ヘッドアップディスプレイ用
遮光板の上市
2024
調光ガラス向け
二色性色素を上市
2024
iPEACE223社へ出資、
グリーンプロピレン製造用触媒の開発に参加
2022
抗悪性腫瘍剤「ダルビアスⓇ」
上市、バイオシミラー
「ベバシズマブBS」上市
2023
バイオシミラー
「アダリムマブBS」上市
2024
殺虫剤「ダイアジノンⓇMC」の
適応害虫を追加
2021
産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム
「PARASAFEⓇ」の販売開始
セイフティシステムズ事業
エアロ事業
ポラテクノ事業
機能性材料事業
色素材料事業
触媒事業
医薬事業
アグロ事業
日本化薬の事業領域
エアバッグやシートベルトの
性能を向上し
⾃動⾞の円滑な⾛⾏に
不可⽋な「安全」を確保
次世代エアモビリティの
発展に向けて
「空の安全」を支える
過酷な環境下での
画像表示のほか
非破壊検査でも必須の
高度な「光・X線制御技術」を保有
日本化薬が注力する
「宇宙産業用火薬応用デバイス」
をご紹介しています!
AI革命で高性能化が期待される
半導体向けに欠かせない
高純度な「樹脂材料」を開発
インクジェットで
色彩豊かな暮らしに貢献
染料技術を基盤とする
「色素材料」を提供
紙おむつから
水族館の巨大水槽まで
化学素材をムダなく生み出す
「収率」を向上
よりよい医療の実現に
応えるために
「抗がん薬」ほか製品群で、
治療の選択肢を広げる
農業の発展と
良質な食料生産に向けて
安定供給に欠かせない
「農薬」を製造・販売
株主還元方針
中長期的な成長と株主還元の両方を重視
当社は、株主の皆様への利益還元を重視しています。配当性向40%以上、また累進的配当を継続(2025年度は1株当たり66円に増配の予定)。自己株式取得は機動的に実施し、速やかに消却します(2026年度は自己株式取得150億円を実施、総還元性向106.2%を予想)。
土壌くん蒸剤「クロールピクリン」製造開始
硫化染料ブラックの原料を用いて、殺虫・殺菌効果の高い土壌燻蒸剤「クロールピクリン」の製造を開始しました。それまで防除が困難とされてきた土壌病害虫の特効薬として、大きく貢献するとともに、戦後の農業発展と食の安定供給を支えることとなりました。
エポキシ樹脂の生産開始
エポキシ樹脂は、接着性・耐久性・耐熱性・電気絶縁性などの優れた機能をもち、さまざまな産業用材料に利用されます。電子デバイス用基盤から、最近では高度な半導体まで、なくてはならないITインフラを支える素材として、用途を拡大しています。
オムツに使用される高吸水性樹脂の原料になる
アクリル酸製造用触媒の製造開始
綿布を素材とするオムツに代わり、紙を重ねて製造する簡易的な製品が普及し始めたのが1960年代頃のこと。これに使用される高吸水性樹脂の原料となるのがアクリル酸です。この後、ベビー用・大人用など紙オムツの需要増加とともに、生産量は大きく拡大していきました。
抗腫瘍性抗生物質「ブレオⓇ」上市
⾼齢化や⾷⽣活の変化などを背景として、がん患者の増加が注⽬されるようになりました。そのようななか、抗腫瘍性抗⽣物質の⼀つであるブレオマイシンを、⽇本化薬が抗がん薬「ブレオ®」として開発・上市。ここから⽇本化薬の抗がん薬開発の歴史が始まります。がん領域は医療ニーズが⾼い⼀⽅で、依然として有効な治療法が限られています。⽇本化薬はここに注⼒し、治療の質向上を⽬指して研究開発に継続的に取り組んできました。現在では、ジェネリック医薬品を含め、国内最多数となる51品⽬(2025年12⽉現在)の抗がん薬および、がん関連薬剤をラインアップしています。
スクイブ生産開始
これまで培ってきた火薬技術を応用し、点火用部品のスクイブの生産を開始しました。この後、エアバッグ用インフレータや緊急時にシートベルトを巻き取るためのマイクロガスジェネレータを開発。現在では世界有数の自動車安全装置メーカーへと成長しています。
プロジェクターや車載向けに使用される
染料系偏光フィルム出荷開始
長年にわたり技術を蓄積してきた染料の技術を活かし、新たな分野に参入しました。1991年、当社と有沢製作所の合弁会社として、㈱ポラテクノを設立。車載用液晶ディスプレイの偏光フィルムなどの開発・製造・販売を開始しました。
インクジェットプリンター用色素の本格生産開始
1990年代初頭、フルカラーインクジェットプリンターが普及するなか、色素の耐光性がメーカーの課題となっていました。そこで、日本化薬はプリンタ用色素の開発に着手。後発ながらメーカーからの高評価を得て、現在では世界中の機種に幅広く導入されています。







