日本化薬グループは、世界12の国と地域で事業展開しています。
グループ会社23社のトップメッセージを紹介します。
カヤク セイフティシステムズ ヨーロッパは自動車用安全部品の製造販売を1999年よりチェコ共和国東部に位置するフセチン市で行っています。弊社の供給する製品は重要保安部品であり乗員の生命の保護に役立ちます。安全操業への配慮を第一に、高品質な製品を市場に供給します。サステナブル経営を実践し、環境問題に配慮し、従業員の生活の質の向上、慈善活動を通した地域社会への貢献を目指してまいります。
化薬(湖州)安全器材(以下、KSH)は自動車用安全部品を生産販売しており、高い品質の製品を安全に提供し続けることにより自動車事故による被害の低減に貢献します。ますます厳しくなる中国の安全、環境要求に対して適切に対応することに加え、コーポレートガバナンス、コンプライアンスを徹底します。又、継続したコストダウンにより経済的価値の増大にも取り組みます。KSHは日本化薬グループのサステナブル経営基本方針に則りKAYAKU spiritを実践することで、すべてのステークホルダーの信頼に応えられるよう努力を続けます。
カヤク セイフティシステムズ デ メキシコは、2007年5月に設立され、自動車用安全部品を生産しており、北米をはじめとする世界各国に販売提供しております。
安全・品質を最優先に、A3活動(KAIZEN)を推進し、ムダを省いた生産活動に取り組みます。
日本化薬グループの企業ビジョンであるKAYAKU spirit「最良の製品を不断の進歩と良心の結合により社会に提供し続けること」に基づいたサステナブル経営を実践することで、すべてのステークホルダーの信頼に応える会社を目指してまいります。
カヤク セイフティシステムズ マレーシアは自動車用安全部品の製造販売を目的に、2012年マレーシアに設立されました。当社が供給する製品はASEAN各国をはじめ世界の各地を走る車に搭載されています。安全、品質を第一に掲げ生産活動に取り組んでおります。
日本化薬グループの企業ビジョンであるKAYAKU spiritのもと、サステナブル経営を実践します。
自動車安全部品の供給を通じて自動車社会の安全性向上に貢献し、ステークホルダーの皆様に信頼される会社を目指します。
ニッポンカヤクアメリカは北米において、自動車安全部品の情報収集と販売促進を行っております。当社は自動車安全部品を取り扱う事業者として、法令順守と品質管理を徹底し、安全で環境に配慮した製品の販売を行っております。さらに環境だけでなく、社会的・経済的価値の観点も含めた持続可能な社会の実現に貢献できる製品・技術・サービスを、お客様、パートナー様へ提案する取り組みを推進しています。今後もKAYAKU spiritを念頭に、持続可能な社会の実現に少しでも貢献できるように取り組んでまいります。
ポラテクノは日本化薬上越工場として2020年に新たなスタートを切りました。日本化薬の染料技術とポラテクノの延伸・塗工・加工技術を活かした染料系偏光フィルムで世界に挑み続けています。健康の増進と安全の確保を最優先に安心で働きやすい職場を目指し、凡事徹底の姿勢で取り組んでいます。仲間意識を向上させ職場の一体感を創生し、気付き、考えて、品質と生産性を向上していきます。積極的なCO2排出量削減と産業廃棄物削減を実行し、継続的に環境配慮型工場を実現していきます。これからも地球環境にやさしく、地域とともに歩む上越工場を目指し、特徴ある製品を安定して世界へ供給し続け、豊かな暮らしと持続可能な社会に貢献していきます。
モクステックは、最先端のナノ光学技術、X線技術を映像装置、解析装置に活かし、社会に貢献している会社です。
サステナビリティ推進活動の基本は、①地域社会と一緒に成長する、②技術に根差して社会貢献する、です。我々は積極的に「ホームレス支援プログラム」に参加したり、小学校の科学課外活動に協力し、地域の活動を支援しています。一方、NASAの火星探索プロジェクト、宇宙望遠鏡プロジェクトへの貢献を通じて、宇宙の起源の解明にも積極的に協力しています。地域に根差し、科学の発展に貢献できるよう努力をしています。
無錫宝来光学科技(以下、WPLC)は液晶プロジェクター用部材及び車載用偏光フィルムの後加工の生産(無錫)と中国国内・アジア圏の営業活動(深圳)を行っております。
中国でも環境や安全に対する要求が高まっており、環境・社会課題の変化を理解し適応していく必要があります。既にWPLCではグリーン電力の導入を果たしており、省エネルギー活動と排水・廃棄物排出量の削減の取り組みも進めております。更に変化に適応するために従業員一人ひとりが「行動憲章・行動基準」を遵守し、安全操業を意識して、従業員が一丸となって取り組んで行くことが重要と考えております。WPLCはKAYAKU spiritを実践し、持続可能な環境・社会の実現に貢献し続けて参ります。
デジマ オプティカル フィルムズでは、ディスプレイ業界やその他の用途向けの液晶ポリマーベースの光学フィルムを設計、開発、製造しています。これらの事業活動により、ポラテクノ事業に貢献しています。
当社は、日本化薬グループのサステナブル経営に全力で取り組んでいます。
1999年の発足以降、新潟県の上越工場に出荷されるTwistar™の梱包材や上越工場から受け取る原材料を可能な限りリサイクルしています。また、2008年に新たな施設を建設した際には、エネルギー消費量を最小限に抑えるために、製造工程でのさまざまなエネルギー回収設備を設置しました。さらに、当社のコーティングラインでの環境汚染を最小限に抑えるために、有機溶剤の廃ガスを焼却炉で触媒による無害化処理をしています。
当社の工場の電力は、いわゆるグリーンラベルをもち、風力エネルギーによって発電されたことが認定されています。また、エネルギー価格の高騰に伴い、電力消費量に占める割合は限定的ですが、建物の屋根に太陽光発電パネルを設置することも検討しています。
デジマ オプティカル フィルムズでは、人の安全と環境保護をすべての経営判断に反映させています。
レイスペックは主に電子顕微鏡に使用されるX線を使用した分析装置を製造、販売しています。市場やお客様の声によく耳を傾け、安全・品質を第一にニーズに沿った製品、サービスの提供を通して社会貢献をしてまいります。常に企業ビジョンであるKAYAKU spiritを念頭に、コーポレートガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底に努め、環境問題に配慮したサステナブル経営を実践し、すべてのステークホルダーに幸せやうれしさを提供できることを目指します。
ニッカファインテクノは日本化薬グループの国内商社です。当社はお客様が「叶えたい」ことに真っ直ぐに取り組み、それを「叶える」商社を目指し、多岐にわたる商材から最適な物を提案し販売を行っております。
また、当社は「変化し、適応し、発展していく会社」を実現するために、従業員一人ひとりが「行動憲章、行動基準」を遵守し、KAYAKU spiritのもと、サステナブル経営の実践を通じて、すべてのステークホルダーの信頼に応えてまいります。
ニッポンカヤクコリアは、ファインケミカルズ事業領域製品の輸入販売、および韓国国内での製造委託事業、製品・原材料の輸出販売の他、自動車安全部品の販売促進・技術サポートを行っております。
取り扱い事業部本部が多岐に渡ることから、必然的に関連する法令も多くなりますが(特に化学品関連法規3法)、それらの法規を確実に遵守いたします。事業の透明性や公正性を確保するため、企業ガバナンスの強化を図ります。できることは小さいですが、少しでも環境的・社会的な価値を高められるよう努力し、すべてのステークホルダーの期待に沿うべく、全員でサステナブル経営を進めてまいります。
ユーロニッポンカヤク(以下、ENK)は欧州でファインケミカルズ事業領域の製品の輸入販売を行っております。欧州は「欧州グリーンディール」と 「欧州気候法」をもとに2050年までに気候中立を達成すべく世界に先駆けて動いており、世界各国でもそれに合わせた新たな法規制が設定されつつあります。
世界が大きく変わろうとしている中、ENKはこのような変化とともに成長し、新たなビジネスの機会を創出していきます。今後もステークホルダーの期待に応えられるよう、サステナブル経営の推進に取り組んでまいります。
厚和産業は主に日本化薬厚狭工場の製造業務とそれに付帯する運搬、検査などを引き受けています。「安全はすべてに優先する」を基本理念とし、従業員一人ひとりが行動憲章・行動基準に沿った事業活動を行っています。
省エネルギーの推進や廃棄物の削減といった課題へ確実に取り組み、サステナブル経営を実践することで、日本化薬グループのありたい姿ひいてはKAYAKU spiritの実現を目指します。
これからも日本化薬グループの一員として、また地域に密着した企業として、すべてのステークホルダーの信頼に応えられるよう取り組んでまいります。
化薬化工(無錫)(以下、KCW)は電子部材用の光硬化型樹脂を製造販売する2002年設立の日本化薬100%子会社で、半導体封止用樹脂、高周波基板用樹脂の販売、LCD/半導体用クリーナーの取扱いをしています。中国市場で「地産地消」を目指して業容拡大中です。中国では、急速な経済発展に伴い環境問題など多くの課題が生じ、企業をとりまく環境は厳しさを増しています。こうした中で、事業を継続・発展させるためには、サステナブル経営が一層重要になります。KCWでは KAYAKU spiritの実現を目指し、サステナブル経営を行うべく、従業員一人ひとりが行動憲章・行動基準に基づいて行動することが最重要と考えています。各人が確固たる倫理観を持ち、現地の文化・歴史・商習慣などを理解した上で行動することによって、お客様に満足いただける価値を提供し続け、社会に貢献してまいります。
カヤク アドバンスト マテリアルズ(以下、KAM)は、米国マサチューセッツ州ウエストボロに所在しています。KAMは、安全操業、環境への配慮を実行し、マイクロエレクトロニクス市場に革新的な特殊材料を提供しています。
KAMは、誠実で倫理的な事業活動、ガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底、環境や社会への尊重、慈善活動を通した地域社会への貢献、責任ある企業経営に全力で取り組んでいます。
また、従業員に革新的で、安全で、多様性があり、働きやすく働きがいのある職場環境を提供し、従業員の個々の貢献と自己啓発を高く評価し、奨励しています。
KAMの企業価値はKAYAKU spiritを徹底し、責任ある行動をとることにより形作られています。これにより、お客様、従業員、地域社会、そして日本化薬グループに、長期的な価値を提供するものと考えています。
テイコクテーピングシステム(以下、TTS)は半導体製造装置の設計・開発・製造・販売およびメンテナンスサービスの会社です。
企業理念にある“TTS Value”には、会社としてあるべき姿や、取り組むべき目標、経営の基本的な考えを明確にした想いが込められています。この“TTS Value”を通じて、日常業務からあらゆる活動に至るまでサステナブル経営、サステナビリティ推進活動を意識し、取り組んでまいります。
無錫先進化薬化工は、「人間本位、環境保護、お客様に満足頂ける製品の製造」を経営方針に掲げ、繊維・製紙・インクジェット向け染料を製造しています。中国では環境保護・安全生産に加え、カーボンニュートラルに向けた要求が厳しさを増しており、従業員の労働環境改善に最大限配慮しながら、生産工程における省エネや排水・廃棄物削減を進めると同時に、Bluesign®認証を取得した安全性の高い染料、或いは、お客様の省エネ・省資源・環境負荷削減につながる製品の品揃えを増やし、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。
上海化耀国際貿易は、中国を中心としたアジア市場向けに、繊維用染料ならびにインクジェットインク、感熱用顕色剤等の色素関連製品を販売しています。昨今、繊維業界では労働安全の規制強化や染料も含めた安全な原料の規格が厳密になってきています。それに伴い、サプライチェーンにおける水資源の保全や労働環境の改善が求められています。私たちは安心・安全な製品の提供にとどまらず、問題解決や生産の工程短縮など各種ソリューションを提供し続けることで、お客様の排水量削減、省エネルギー化、生産性の向上といった課題の解決に寄与します。
また、印刷業界でも環境に優しいデジタル化が進んでいます。日本化薬の強みである水系顔料インクというキーワードでサステナブルな世界に貢献していきます。
ニッポンカヤク(タイランド)は、2018年に設立された会社で、ASEAN、南アジアの地域に機能化学品事業本部の製品を販売、同地域からの原料、中間体の調達、関連市場の調査活動を主な役割としております。
従業員一同一丸となってコンプライアンスを遵守し、より安全な材料、省エネルギーに貢献できる材料の提供を通じて、ASEAN、南アジアの地域社会に大きく貢献していきます。
日本化薬フードテクノは、「エタノール製剤」・「脱酸素剤」といった食品品質保持剤や健康食品素材「キトサン」などを製造・販売している会社です。サステナブル経営を基盤として「食の安全・食と健康」を担う優れた製品と価値の高いサービスの提供を通じて、食品品質保持剤では「フードロスの削減」、健康食品素材では「食からの健康の提案」により社会に貢献することを目指しています。日本化薬グループの一員としてKAYAKU spiritを実現するため、安全操業・コンプライアンス遵守・環境への配慮を最優先事項とし、高い倫理観をもって従業員一人ひとりが行動憲章に則り、お客様からの信頼と期待にお応えしてまいります。
台湾日化股份は、ライフサイエンス事業領域、ファインケミカルズ事業領域の製品販売および市場調査を主な活動としています。長年にわたり、医薬品・機能性材料の供給を通じて台湾の医療・産業界へ貢献してまいりました。国際情勢等により世界が大きく変化するなか、社会やお客様からの要請と期待は刻々と変化しています。今後も事業環境の変化にしなやかに対応し、KAYAKU spiritのもと、社員一丸となってサステナブル経営を実践することで、すべてのステークホルダーに安心や豊かさを提供し続けます。
和光都市開発は、①和光市に所有する商業ビル施設を総合スーパー事業会社に、②首都圏に所有する三つの社宅用建物を日本化薬に、それぞれ賃貸する不動産事業を営んでおります。私たちは、事業を通じて人々の衣・食・住の一端に係わることで、そこに生活する人々の「笑顔」のお役に立ち、お客様から必要とされる企業でありたいと考えています。そして、事業パートナーのお取引先様とも社会課題の解決に向けてベクトルを合わせ、KAYAKU spiritのもとコンプライアンスを徹底し、サステナブル経営を推進いたします。具体的には、①省エネ機器や耐久性に優れた部材の使用によって、エネルギー効率や資源効率を高めることや、②施設内インフラ、防災設備を整備・強化して、利用者の快適性・健康性・安全性を向上させることによって、保有不動産の価値向上に取り組んでまいります。