社長メッセージ

 2025年度は、日本化薬グループの前中期経営計画「KAYAKU Vision 2025」の最終年度でした。想定外の外部環境の変化もありましたが、売上高は5期連続過去最高を更新し、資本効率の経営指標であるROEについても9.0%と、目標の8%以上を達成することができました。一定の成果をお届けし、無事に締めくくることができたことを、まずは心からうれしく思っています。

 プライム市場に上場する企業として、株主の皆さまへの貢献は最も重要な責務です。持続的な成長を実現し、より大きな還元ができる会社になることが、私たちの第一の使命であると考えています。同時に、日々会社を支えてくれている従業員への還元も極めて重要です。努力し、挑戦する人がこれまで以上に報われる会社にしていきます。

 従業員が力を発揮して会社が成長し、その成果を株主の皆さまへ還元する。その好循環を生み出し、双方向への還元を両立させていくことがEvolution2035の目指す姿の一つです。

 日本はかつて世界第2位のGDPを誇る経済大国でしたが、現在はその地位を低下させています。しかし、日本の技術力や生産力そのものが衰えたとは思いません。日本には今なお世界に誇れる強みがあり、それを成長や豊かさにつなげていくことが重要だと考えています。日本化薬も、事業を通じて新たな価値を創出し、成長を続けることで、日本経済の発展に貢献していきます。

 進化は決して容易ではありません。しかし、変化を恐れず挑戦を続けなければ、未来を切り拓くことはできません。日本化薬はこれからも全社一丸となって前進してまいります。

株主・投資家の皆さま、お取引先の皆さま、地域社会の皆さま、そして私たちを支えてくださるすべてのステークホルダーの皆さまに、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年10月
代表取締役社長

川村 茂之

 統合報告書2026では、長期経営計画Evolution2035の展望を含めた川村社長メッセージのロングバージョンをご覧いただけます。

Nippon Kayaku Group 統合報告書2026

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