2026年03月23日
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川村 茂之、以下「日本化薬」)は、台湾のバイオテクノロジー企業であるGlycoNex社(本社:新北市、CEO:Mei-Chun Yang、以下「GlycoNex」)と、次世代抗体薬物複合体(ADC)
*1候補「GNX201-ADC」の開発を推進するため、共同研究契約を締結したことをお知らせいたします。
本契約に基づき、両社は抗体工学及びオンコロジー領域におけるそれぞれの強みを生かし、GNX201-ADCのADC構造の最適化ならびに非臨床開発を共同で推進してまいります。
GNX201-ADCは、腫瘍微小環境内で選択的に活性化されるプロテアーゼ活性型ADCとして設計されており、正常組織への影響を最小限に抑えつつ、薬剤を腫瘍へ選択的に送達します。これにより、従来のADCと比較して治療効果の向上とオンターゲット毒性
*2の低減を目指しています。
*1 抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate)は、抗体に薬物を結合させたバイオ医薬品で、薬物をがん細胞に効率よく届けることができます。
*2 オンターゲット毒性とは、薬剤が本来の標的分子に正しく作用しているにもかかわらず、その標的分子が正常組織にも存在することに起因して、正常組織にも障害が生じる副作用のことです。
GlycoNexについて
GlycoNexは、台湾 新北市に本社を置くバイオテクノロジー企業です。副作用を最小限に抑えながら腫瘍増殖を効果的に抑制することを目指し、糖鎖抗原を標的としたがん治療薬の開発に取り組んでいます。第1相臨床試験を完了したヒト化モノクローナル抗体GNX102をはじめ、ADCを含む複数のパイプラインの開発を推進しています。
(
http://www.glyconex.com.tw)
[本件に対するお問合せ先]
日本化薬株式会社 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-6731-5237