抗悪性腫瘍剤 ヒト型抗EGFRモノクローナル抗体「ポートラーザ点滴静注液 800mg」を新発売

2019年11月22日

 日本化薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:涌元厚宏、以下「日本化薬」)は、本日、抗悪性腫瘍剤 ヒト型抗EGFRモノクローナル抗体「ポートラーザ点滴静注液 800mg」を発売いたしました。「ポートラーザ点滴静注液 800mg」は、進行・再発扁平上皮非小細胞肺癌の治療薬(販売名:PortrazzaTM)としてイーライリリー・アンド・カンパニーが2015年より欧米にて販売しているヒト型抗EGFRモノクローナル抗体です。2019年4月22日にプレスリリースいたしました契約に基づき、日本化薬は2019年8月1日付で日本イーライリリー社より製造販売権を承継し、発売に向けて準備を行ってまいりました。

 日本化薬は、現在33種類の抗がん薬を販売し、がん領域を重点に事業を展開しています。今回の「ポートラーザ点滴静注液 800mg」の発売により、バイオシミラーを含めたバイオ医薬品の製造・研究・開発を推し進め、がん領域のラインナップの充実を目指します。本剤の早期上市が治療の選択肢の一つとなり、患者様やそのご家族、医療関係者の皆さまに貢献できることを期待しております。
以 上


【添付文書情報】
製品名ポートラーザ点滴静注液 800mg
一般名ネシツムマブ(遺伝子組換え)
効能・効果切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺癌
用法・用量ゲムシタビン及びシスプラチンとの併用において、通常、成人にはネシツムマブ(遺伝子組み換え)として1回800mgをおよそ60分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。


[本件に対するお問い合せ先]
広報IR部
TEL:03-6731-5237

[製品に関するお問い合せ先]
医薬品情報センター
TEL:0120-505-282(医療関係者)

ニュース

ニュース

ページ先頭へ