抗悪性腫瘍剤 ヒト型抗EGFRモノクローナル抗体Necitumumabに関する契約締結

2019年04月22日

 日本化薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長:鈴木政信、以下「日本化薬」)とイーライリリー・アンド・カンパニー(本社:米国インディアナ州、会長&最高経営責任者(CEO):デイビッド・A.リックス(David A. Ricks)、以下「リリー社」)は、このたび、リリー社が有するヒト型抗EGFRモノクローナル抗体Necitumumab(一般名)について、日本における製造・輸入・販売等の独占的権利に関する契約を締結いたしましたのでお知らせ致します。

 Necitumumabは、リリー社が進行性扁平上皮非小細胞肺癌の治療薬(販売名:PortrazzaTM)として2015年より欧米にて販売しているヒト型抗EGFRモノクローナル抗体です。日本では、日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン)が国内臨床試験及び海外臨床試験の結果に基づいて製造販売承認申請を行っております。

 日本化薬は、現在32種類の抗がん薬を販売し、がん領域を重点に事業を展開しています。今回のNecitumumabの契約締結により、バイオシミラーを含めたバイオ医薬品の製造・研究・開発を推し進め、がん領域のラインナップの充実を目指します。本剤の早期上市が治療の選択肢の一つとなり、患者様やそのご家族、医療関係者の皆さまに貢献できることを期待しております。

以上


【参考資料】
イーライリリー・アンド・カンパニーについて
イーライリリー社は、世界中の人々の生活をより良いものにするためにケアと創薬を結び付けるヘルスケアにおける世界的なリーダーです。イーライリリー社は、1世紀以上前に、真のニーズを満たす高品質の医薬品を創造することに全力を尽くした1人の男性によって設立され、今日でもすべての業務においてその使命に忠実であり続けています。世界中で、イーライリリー社の従業員は、それを必要とする人々の人生を変えるような医薬品を開発し届けるため、病気についての理解と管理を向上させるため、そして慈善活動とボランティア活動を通じて地域社会に利益を還元するために働いています。

[本件に対するお問い合せ先]
広報IR部
TEL:03-6731-5237

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