ダイアジノンMC

有機リン剤系殺虫成分ダイアジノンをマイクロカプセル化した30%製剤です。
実際の使用にあたりましては、農薬の登録内容を必ずラベルでご確認ください。
製品概要
・登録番号 | 第24937号 |
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・種類名 | ダイアイジノンマイクロカプセル剤 殺虫剤分類1B |
・性状 | 淡褐色懸濁液体 |
・有効年限 | 4年 |
・毒性 | 普通物 ※ |
・有効成分 | ダイアジノン(化管法1種)… 30.0% (2-イソプロピル-4-メチルピリミジル-6)-ジエチルチオホスフェート |
・その他成分 | 水等 … 70.0% |
・包装 | 333mL×30本 |
※普通物とは毒劇物に該当しないものを指していう通称
特徴
- 速効性、広スペクトラムを持つ有機リン系殺虫成分「ダイアジノン®」を有効成分とする新規散布剤です。
- 高分子膜に包むことで普通物化するとともにダイアジノン剤の臭いを軽減しました。
- 再評価新基準に合致し、ダイアジノン水和剤34対比で人畜・環境への影響を軽減しました。
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
- 貯蔵中に分離が生じることがあるので、使用直前に容器をよく振って使用すること。
- 本剤の散布薬液は希釈調製後できるだけ速やかに使用すること。
希釈調製後に静置しておいた場合は、散布前に十分攪拌すること。 - ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
②受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。
③関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。 - 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないよう注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。 - 本剤の解毒剤としては硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤がある。
- 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用すること。作業後はうがいをすること。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
- 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池 等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
その他の注意事項
- 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管すること。
販売会社
日本農薬株式会社
製品一覧
ダイアジノン剤
農薬用殺虫剤・殺菌剤
- ファインセーブフロアブル
- ファインスナイパー
- ダイアジノン粒剤3
- ダイアジノン粒剤5
- ダイアジノン粒剤10
- ダイアジノンSLゾル
- ダイアジノンMC
- カヤク・ダイアジノン乳剤40
- 日本化薬ダイアジノン水和剤34
- リーフガード顆粒水和剤
- マトリックフロアブル
- フーモン