カヤククロールピクリン

カヤククロールピクリン:1kg入、16.5kg入

総合土壌くん蒸剤クロルピクリンの高濃度(99.5%)製剤です。

実際の使用にあたりましては、農薬の登録内容を必ずラベルでご確認ください。

製品概要

●登録番号 第90号
●種類名 クロルピクリンくん蒸剤
●性状 無色揮発性液体
●有効年限 5年
●毒性 医薬用外劇物
●有効成分 クロルピクリン(PRTR・1種)… 99.5%
●その他成分 水 等 … 0.5%
●包装 16.5kg×1缶
●比重 1.65(20℃)

特長

適用表

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製品チラシ

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使用上の注意事項

  1. 温度が低いと本剤のガス化が悪く、十分な効果が得られないこともあるので、なるべく地温が7℃以上の時使用すること。
  2. 本剤を処理する場合、液漏れ、液だれがなく正確に注入量を調節できる土壌消毒機を使用すること。
    本剤を床土・堆肥に処理する場合は、床土・堆肥を30cmの高さに積み、30×30cmごとの深さ約15cmの位置に所定量を注入し、直ちに覆土する。更に30cmの高さに積み上げ、これをくり返し、最後にポリエチレン、ビニール等で被覆し、7日以上おくこと。
    本剤を圃場に処理する場合は、耕起、整地後、全面処理の場合は、30×30cmごとの深さ約15cmの位置に所定量を注入し、直ちに覆土し、ポリエチレン、ビニール等で被覆すること。播種溝処理、植穴処理、うね処理の場合も全面処理に準じて処理すること。処理後10日以上経過してから播種または移植すること。
    りんご・桑に使用する場合は、あらかじめ病株、病根等を除去した後、約60cmの深さに耕起、整地し、全面処理の場合は、30cm×30cmごとの深さ30~40cmの位置に所定量を注入し、直ちに覆土し、ポリエチレン、ビニール等で被覆すること。処理後20日以上経過してから植付ける。植穴処理の場合も全面処理に準じて処理すること。
  3. 本剤をたばこの立枯病に対して深層土壌くん蒸(深度30cm処理)する場合は、深層土壌くん蒸に適した深層土壌消毒機を用い、40×40cmごとの深さ30cmの位置に所定量を注入し、直ちに覆土、鎮圧する。この場合、クロルピクリンのガスは土中で徐々に拡散し、地表面からの急激なガス揮散がないので、ポリエチレン、ビニール等による被覆は特に必要としない。
    但し、砂質土壌や土塊の残る圃場等においては、被覆を行うこと。
    薬剤の注入位置が深いため、ガス抜けに時間がかかるので、くん蒸処理後から畦立までの期間を1ヶ月以上とること。
    窒素吸収量が増加するので、土壌に応じた減肥をすること。
    使用に当っては、関係機関の技術者の指導を受けること。
  4. 本剤をかんきつ(苗木)に使用する場合は、あらかじめ病株を伐採、伐根した後開墾し、50cm×50cmごとの深さ30cmおよび50cmの位置のそれぞれに所定量1穴あたり5mLを注入する。注入後直ちに覆土し、ポリエチレン、ビニール等で被覆する。処理後20日以上経過してから植付ける。
  5. 本剤の処理に当っては、ガスが土中で十分拡散するよう耕起、砕土を十分に行い、丁寧に整地してから処理すること。但し、耕起直後ではガスが抜けやすいので、耕起後しばらくたって土壌がおちついてから処理することが望ましい。また、土中でのガスの拡散は土の湿り気のある時、すなわち土を握って放すと割れ目ができる程度の時に注入するのが最適である。注入部位を直ちに覆土し、地表面をポリエチレン、ビニール等で被覆すること。
  6. 地温が15℃以上の時は処理後10日位、また、地温が低い時は処理後20~30日経過するとガスは大体抜けるが、念のためくわを入れ、土質、気温等により、なお臭気が残っている時は、よく切り返し、完全にガス抜きを行ってから、播種あるいは移植すること。うり類は本剤のガスに弱いので、ガス抜きは特に丁寧に行うよう注意すること。
  7. 本剤でくん蒸した本圃に豆科植物を栽培するときは、根りゅう菌が死滅しているおそれがあるので、根りゅう菌を接種して、播種すること。
  8. 作物の生育中には薬害を生ずるので使用しないこと。隣接地に生育中の作物がある場合には、揮散ガスによる薬害に注意すること。特に、生育中の作物があるハウス内では使用しないこと。
  9. りんご、桑等の跡地消毒の場合、隣接株より50cm以上離して処理すること。また、ガスの抜けを確認してから植付けること。
  10. ミツバチの巣箱周辺での使用を避けること。
  11. 消石灰などのアルカリ性肥料の施用直後に本剤を処理すると作物に有害な物質を作り、薬害の発生するおそれがあるので、このような肥料はガス抜き後に施用するか、または本剤処理の10日以上前に施用すること。
  12. 他剤と混用しないこと。特にカーバム剤およびカーバムナトリウム剤とは化学反応により、発熱し危険であるので、カーバム剤およびカーバムナトリウム剤使用後の散布器具等はよく洗浄してから用いること。
  13. 金属腐食性があるので、使用後の注入器具その他は灯油でよく洗うこと。
  14. 薬液の入っている製品缶に水が混入すると缶が腐食するおそれがあるので、製品缶には水を入れないこと。
  15. 土壌消毒機の薬液タンク(ポリタンク等)に移した薬液は水分を含んでいる可能性があり、製品缶を腐食する恐れがあるので、残存薬液は製品缶に戻さず、使い切ること。
  16. 処理後の放置期間と効果・薬害との関係は、土壌の種類、腐植土の多少、温度、土壌水分、作物の種類によって一様ではないので、本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意すること。
    特に、初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意事項

  1. 医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。
    誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせること。
    本剤は窒息性有毒ガスを発生するので、揮散したガスを吸い込まないよう注意すること。
    本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、通風の良好な場所で顔を横に向け、体を暖めながら直ちに医師の手当を受けること。
    場合によっては、酸素吸入又は人工呼吸を行い、強心剤等を投与すること。
  2. 本剤は催涙性の刺激を有し、眼、のど、鼻を刺激するので注意すること。
    ガスが眼に入りひどく痛む時は、多量の水でよく洗い速やかに眼科医の手当を受けること。
  3. 本剤は皮膚に対して強い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
  4. 本剤の投薬作業の際は吸収缶(活性炭入り)付き防護マスク、保護眼鏡、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣などを着用すること。ガス抜き作業の際も同様の防護マスク、保護眼鏡を着用すること。作業の際はガスを吸い込まないよう風向き等を十分考慮すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。
  5. 本剤が衣服等に付いた場合には、脱衣して他のものとは分けてよく洗濯し、本剤の臭気が抜けるまで身につけないこと。
  6. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
  7. 作業中及びくん蒸中の圃場へ小児等作業に関係のないものや家畜、家禽が立ち入らないよう十分注意すること。
  8. 揮散ガスによる危被害を防止するため、本剤の処理は朝夕の気温の低い時間帯に行うこと。処理後は直ちに、必ずビニール等で被覆を行うこと。
    但し、たばこに対して深さ30cmに注入処理する深層土壌くん蒸の場合は、クロルピクリンのガスは土中で徐々に拡散し、地表面からの急激なガス揮散がなく周辺環境への影響も少ないので、ビニール等による被覆は特に必要としない。
    この場合は被覆を行わないため、その使用方法を厳守すること。
    なお、乾燥した砂質土壌や土塊の残る圃場等において、深層土壌くん蒸の覆土、鎮圧効果が期待できない場合は被覆を行うこと。
  9. 住宅、畜舎、鶏舎周辺での使用に当たっては、以下の事項に留意し、ガスによる危被害の発生防止に十分配慮すること。
    (1) 高温期の処理を避け、気温の低い季節に処理するのが望ましい。
    (2) 住宅、畜舎、鶏舎が風下になる場合、処理を控えること。
    (3) 被覆資材は厚めのもの(0.03mm以上)を使用すること。
    (4) 風の強さや向きが変わり、危被害を及ぼす恐れがある場合は、ガス抜き作業を中断すること。
  10. 本剤をビニールハウス等の施設内で使用する場合、出入口、天窓、側窓等を開け通気をよくして作業を行うこと。作業後は直ちに密閉し、臭気が残っている期間にはハウス内へ入らないこと。
    くん蒸後はハウスを開放し、十分換気した後に入室すること。
  11. 本剤を使用する場合、注入処理と同時に被覆する機能を備えた土壌消毒機を使用することが望ましい。
  12. 本剤は水産動植物(魚類、甲殻類、藻類)に強い影響を及ぼすので、河川、湖沼、海域および養殖池に本剤が飛散・流入する恐れのある場所では使用しないこと。
  13. 散布器具・容器の洗浄水および残りの薬液は、河川等に流さないこと。
    また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

その他の注意事項

  1. 本剤は皮膚に対して強い刺激性がある。
  2. 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温な場所に密封して保管すること。

販売会社

サンケイ化学株式会社・日本化薬株式会社・日本農薬株式会社・三井化学アグロ株式会社

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