
ムラなく拡がり、しかも落ちづらい。
少量散布でも農薬本来の安定した効果を引き出す機能性展着剤です。
実際の使用にあたりましては、農薬の登録内容を必ずラベルでご確認ください。
製品概要
●登録番号 | 第22709号 |
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●種類名 | 展着剤 |
●性状 | 淡黄色澄明粘稠液体 |
●有効年限 | 5年 |
●毒性 | 普通物 ※1 |
●有効成分 | ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム … 22.5% ポリオキシエチレンアルキルエーテル(化管法1種) … 50.0% ※2 |
●その他成分 | 水 等 … 27.5% |
●包装 | 500mL×20本、5L×2本 |
※1.普通物とは毒劇物に該当しないものを指していう通称
※2.化管法改正に伴い「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」は2023年4月1日より以下の内容へと変更になります
ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(化管法1種)… 48.6%
アルファ-アルキル-オメガ-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(化管法1種)… 1.4%
アルファ-アルキル-オメガ-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(化管法1種)… 1.4%
特長
- 2種類の界面活性剤「拡がるタイプ」と「くっつくタイプ」を絶妙な比率で配合した展着剤です。
- だから薬剤を、よりムラなく拡げ、しかも落ちづらくします。
- これにより少量散布でも農薬本来の安定した効果を引き出します。
適用表
SDS
注意事項
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し使い切ること。
- 本剤を直接散布液に加え、十分かき混ぜてから散布すること。
- 使用に当っては、使用農薬の使用条件や使用上の注意事項を厳守すること。
- 適用農薬の使用上の注意事項に薬害の生じやすい作物、気象条件などが記載されている場合には、本剤の使用を避けること。
- 作物の幼苗期、高温時など一般に薬害の生じやすい条件では、本剤の使用を避けること。
- ブロッコリー、カリフラワー及び非結球あぶらな科葉菜類にはコルク斑などの薬害を生じることがあるので、使用しないこと。
- なす科果菜類の果実には散布液の乾きにくい条件(冬季、散布水量の多い場合など)ではコルク斑などの薬害を生じることがあるので、本剤の添加量または散布水量を減らすなどして注意して使用すること。
- 果樹類では落花4週間後程度までの使用は、薬害を生じるおそれがあるので、避けること。
- 果樹類に使用する場合、果粉溶脱のおそれがあるので、使用前に十分確認すこと。
- 本剤を初めて使用する場合には、事前に薬害の有無を十分確認すること。
- 塗装汚損の恐れがあるので自動車などに散布液がかからぬよう注意すること。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意事項
- 誤飲などのないよう注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けること。
- 原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護メガネを着用して薬剤が眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。
- 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。 - 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。
作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。 - 作業時に着用していた衣服等は他のものと分けて洗濯すること。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。
- 夏期高温時の使用を避けること。
- 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので養魚田では使用しないこと。
その他の注意事項
- 危険物第四類第3石油類に属するので、火気には十分注意すること。
- 火気や直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管すること。