ダイアジノン粒剤5

ダイアジノン粒剤5:3kg入

“畑の常備薬”としておなじみのダイアジノンの5%粒剤です。適用作物の種類が多くいつも用意しておきたい殺虫剤です。

実際の使用にあたりましては、農薬の登録内容を必ずラベルでご確認ください。

製品概要

・登録番号 第10438号
・種類名 ダイアジノン粒剤
殺虫剤分類1B
・性状 類白色細粒
・有効年限 4年
・毒性 普通物 ※
・有効成分 ダイアジノン(化管法1種)… 5.0%
(2-イソプロピルー4-メチルピリミジルー6)-ジエチルチオホスフェート
・その他成分 不活性鉱石粒状物及び結合剤等 … 95.0%
・包装 3kg×8袋 20kg×1袋(北海道限定)

※普通物とは毒劇物に該当しないものを指していう通称

特徴

  • ネキリムシ類、タネバエ、ケラ、コガネムシ類幼虫などの土壌害虫に速効的で幅広く使えます。
  • 60種以上の作物群に適用があり幅広く使えます。
  • 使用時期、使用方法のバリエーションが豊富で栽培体系や害虫の特性に合わせて使用できます。
  • ダイズ畑への生育期散布で主要な子実害虫を同時防除できます。
  • 散布時のドリフトによる薬剤の飛散が抑えられます。

注意事項

使用上の注意事項

  1. 使用量に合わせ秤量し、使い切ること。
  2. 畑作物の土壌害虫防除に使用する場合は下記の事項に注意すること。
    • ①使用薬量は全面処理の場合の薬量であるので、作条処理の場合は処理面積に応じて薬量を減ずること。
    • ②植付前又は播種前に土壌全面又は作条に処理し、土壌とよく混和すること。なお、タネバエおよびコガネムシ類幼虫に対して作物の生育期に使用する場合は作条処理し軽く覆土すること。
  3. とうもろこしのアワノメイガの防除に使用する場合には、できるだけ穂、茎葉にかかるように散布すること。
  4. とうもろこし及び飼料用とうもろこしに茎葉散布する場合には、部分的に薬剤が集まると薬害を生じる恐れがあるので、葉の付け根など1ヶ所に固まることのないように均一に散布すること。降雨や朝露などで葉上に水滴があると薬害を助長するので、朝夕や降雨の前後には使用しないこと。
  5. 芝のシバツトガ、スジキリヨトウ、シバオサゾウムシの防除に使用する場合、土壌表面、芝表面にまきむらのないように散布すること。
  6. 畑わさびのワサビクダアザミウマの防除に使用する場合は、越冬成虫出現期~第一世代幼虫最盛期に散布すること。
  7. ビニールハウス等の同一施設内において、収穫期が異なる作物を栽培している場合、本剤を土壌表面散布で使用しないこと。
  8. ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
    • ①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
    • ②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
  9. 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意事項

  1. 本剤の解毒剤としては硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤がある。
  2. 使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。
  3. 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
  4. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
  5. 公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
  6. 水産動植物(甲殻類、ドジョウ、ボラ)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養殖池等周辺での使用は避けること。
  7. 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

その他の注意事項

  1. 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。

販売会社

クミアイ化学工業株式会社・サンケイ化学株式会社
日本化薬株式会社・ホクサン株式会社

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