ファインケミカルズ事業領域

機能性材料

色素材料

触媒

日本化薬株式会社
取締役常務執行役員
ファインケミカルズ
事業領域管掌

明妻 政福

2022年度 売上高構成比

2022年度 部門営業利益構成比

業績の推移

中期事業計画KAYAKU Vision 2025KV25初年度の進捗と展望

 2022年度は、新型コロナウイルス感染症拡大以前の生活様式に少しずつ戻る期待がありながらも、引き続き、地政学リスクや原料・エネルギー価格の高騰、為替変動など、事業を取り巻く環境は不透明な年でもありました。
 特に下期からは外部環境の影響を大きく受け、収益性の改善が急務となりました。KV25 の達成に向けて今後は、原料・エネルギー価格上昇分の価格転嫁への努力、コストダウン、新製品開発や上市準備の加速等について、資産効率の向上を意識しながら取り組みを推進します。
 中長期的な視点では、当社グループの半導体関連製品(機能性材料)やインクジェットプリンター向け製品(色素材料)の市場が成長を見込むことには変わりはありません。触媒事業においてもアクリル酸・メタクリル酸の市場は5~6%程度の年次成長が継続する見込みです。
 2023年度からは、機能性材料・色素材料・触媒の3事業によるファインケミカルズ事業領域として、新しいスタートを切ることになります。これまで以上にお取引先・お客様とのコミュニケーションと信頼関係を重視し、変化する市況を的確に捉えたフォアキャストを構築しながら着実に事業運営を推進していきます。

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