Q&A

ダイアジノンSLゾル

ダイアジノンSLゾルはどのような薬剤ですか?

ダイアジノンSLゾルは、有機リン系殺虫成分であるダイアジノンを有効成分とする農薬(殺虫剤)です。ダイアジノンをマイクロカプセル化することで、長期残効性と使用者への安全性を高めた薬剤です。主にコガネムシ類幼虫を対象害虫としており、適用のある作物の作付前等に土壌に1回処理して頂くことで、長期間殺虫効果が持続します(150~180日間)。

ダイアジノンSLゾルはどの作物に使用可能ですか。

ダイアジノンSLゾルは、かんしょ(さつまいも)、やまのいも(山芋、長芋、自然薯、大和芋、むかご)、さといも(里芋)、いちご(苺)、芝等のコガネムシ類幼虫等で農薬登録を取得しており、これらの作物に使用することができます。詳しくは適用表をご確認ください。

ダイアジノンSLゾルのマイクロカプセルとはどういったものですか?

ダイアジノンSLゾルのマイクロカプセルは、平均粒径40~50マイクロメートルの微粒子です。製剤は粘りのある白色の液体で、水に希釈すると牛乳状になります。使用時は、マイクロカプセルが沈降しやすいのでよく振り混ぜてからご使用ください。また、開封後のボトルの保管時はボトル内の薬剤が乾かないようにしっかりと密栓して冷暗所に保管してください。なお、保管温度が0℃を下回る場合、凍結するおそれがありますので保管温度にはご注意ください。

ダイアジノンSLゾルはコガネムシの幼虫に対してどのように効果を発揮しますか?

ダイアジノンSLゾルは、コガネムシの幼虫が土壌中の有機物を摂食する際に一緒に体内に取り込まれます。その後「前胃」と呼ばれる消化器官の中でカプセルが潰れて有効成分が放出されることで殺虫効果が発揮されます。

ダイアジノンSLゾルのかんしょ(さつまいも)やさといも(里芋)、やまのいもでの上手な使い方を教えてください。

ダイアジノンSLゾルをかんしょ(さつまいも)やさといも(里芋)、やまのいもで使用する際は、まず散布前にほ場を耕起し、砕土を十分に行って、ていねいに整地してください。薬剤を希釈し、ほ場全面にまきむらの無いよう均一に散布してください。コガネムシ類幼虫が薬剤を摂食することで殺虫効果を発揮するため、薬剤がない箇所では効果を期待できませんのでご注意ください。また、雑木林や果樹園が近くにあって、コガネムシ類幼虫の被害の多いほ場では、特にほ場の外周にもていねいに散布してください。散布後は、なるべく早く混和してください。混和の深さは15~20cm程度を目安とし、ほ場全面で均一になるようにしてください。なお、ダイアジノンSLゾルは、マイクロカプセルの膜が紫外線に弱く、散布後に紫外線に曝されるとマイクロカプセルが壊れてしまい残効性が低下するおそれがありますので、散布後はできるだけ速やかに(数時間以内に)土壌と混和してください。詳しくは製品リーフレットをご確認ください。

ダイアジノンSLゾルのいちご(苺)のポット育苗時の使い方を教えてください。

ダイアジノンSLゾルのいちご(苺)のポット育苗時に使用する場合、ダイアジノンSLゾルを500倍に希釈し、使用液量1000mL/m2(1000L/10a)の割合で散布液を調製し、育苗ポットに灌注処理してください。
使用面積は定植する際のほ場の面積を使用して算出することになりますので、1ポット当たりの使用液量は次のように算出されます。
例)10a当たりに7000~9000ポット(1m2当たり7~9ポット)のいちご苗を定植する場合、1ポット当たりの灌注液量の目安は、【1000mL/m2÷(7~9ポット/m2)=約110~140mL/ポット】となります。
なお、使用時期はランナーの切り離し前までとなります。いちごでの農薬の使用回数のカウントのルールから、ランナー切り離し後は本圃と同じ扱いになりますのでご注意ください。
詳しくは上手な使い方をご確認ください

ダイアジノンSLゾルを、いちご(苺)の高設栽培で使用する場合の使い方を教えてください。

ダイアジノンSLゾルをいちご(苺)の高設栽培で使用する場合、ダイアジノンSLゾルを25倍に希釈し、使用液量10a当たり100L(1m2当たり100mL)の割合で散布液を調製し、ベッド(容器)の土壌に散布してよく混和してください。使用面積はベッドの開口部の面積の合算値として、散布液量を算出してください。

ダイアジノンSLゾルを芝で使用する際に液体肥料(液肥)と混ぜて散布したいのですが、混用して問題ありませんか?

ダイアジノンSLゾルと液体肥料(液肥)との混用について、特に酸性又はアルカリ性の強い液体肥料との混用時にダイアジノンSLゾルのマイクロカプセルが分解するおそれがありますので避けてください。

ダイアジノンSLゾルのミツバチへの影響日数はどのくらいの期間ですか?

いちごのセイヨウミツバチに対する影響試験において、ダイアジノンSLゾル25倍希釈液(100L/10a)を定植前日に全面土壌混和で施用し、45日経過した開花直後にミツバチを導入して、群態及び訪花活動に影響がなかったことを確認しております。従いまして、ダイアジノンSLゾルのセイヨウミツバチに対する影響日数は45日となります。

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