クロピクフロー
10アールあたりの処理量は何缶ですか。
10アールあたり2缶必要です。
処理時の土壌水分はどれくらいが適切ですか。
- 薬剤の拡散をよくするため、土壌はやや乾燥状態にします。
- 深さ15cm程度の土を握って放すと割れ目ができる程度の土壌水分が最適です。
クロピクフロー処理後に水を流す作業は必要ですか。
- 配管や液肥混合器の内部に残っている薬剤の除去のために必要です。薬剤が残っていると機器の故障の原因になります。
- さらに被覆期間中に定植するまでに、2-3回、5-10分程度通水します。
被覆期間はどれくらいが適切ですか。
- 地温、土壌水分、土壌の種類によって異なります。
- 平均地温が25-30℃のときは約10日間、15-25℃のときは10-15日間、10-15℃のときは15-20日間、7-10℃のときは20-30日間がおおよその目安となります。
- 期間終了後は臭気に注意して被覆材を除去してください。
灌水チューブはのむきは上向きですか。
向きはどちらでも良いと考えます。
ただ、処理前の薬液の出方の均一性をチェックする時に上向きの方が好都合です。
被覆材は未使用のものがよいですか。
必ずしも未使用である必要はありません。ただし、穴が開いているとガスが抜けて不都合です。
被覆を外してからの植付け時期の確認方法をおしえてください。
圃場の数か所を15cm程度掘ってみてにおいが残っていないかを確認してください。