技術系研究|医薬事業

本当に必要とされる
医薬品を開発する

研究開発本部 医薬研究所 生物評価グループ 薬物動態チーム
2008年入社 / 医学薬学府 総合薬品科学専攻修了

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MISSION仕事のミッション

薬物動態の評価を担当する

医薬品候補化合物が動物やヒトに投与されたときに体内で、吸収→分布→代謝→排泄という過程がどのように進行するのかを追跡する、いわゆる薬物動態(Pharmacokinetics、PK)の評価を行っています。評価の方法は、医薬品候補化合物が生体に投与された際の血液や組織中における化合物濃度をさまざまな測定機器を用いて測定し、この濃度推移のデータをもとに各過程における化合物の生体への曝露量などを算出します。薬物動態を明らかにすることで薬効や毒性(副作用)の裏付けが可能となり、また候補化合物のスクリーニングにもなり得るため、非常に重要な任務です。

FEEDBACKやりがい・大変さ

時々刻々と変化する状況下で
医薬品開発に挑む

当社は抗がん剤を強みとしていますが、アンメットメディカルニーズ(未充足の医療ニーズ)の高いがん領域においては世界中の多くの製薬企業が競合しながら新薬の開発を行っています。また、医療技術全体も日々進歩し、治療体系が時々刻々と変化する状況下にあって、将来の治療体系を予測して、その中で用いられる薬剤よりも優れた薬を研究開発するのは非常に難しいことです。しかしながら、そんな難しい状況だからこそ、日本化薬独自の視点と技術を活かした医薬品開発を行い、患者さまが必要としている薬をいち早く届けなければならないという使命を感じつつ挑戦できる点がここでの仕事のやりがいと言えます。

仕事のミッション、やりがい・大変さ

MEMORY印象に残っていること

限られた時間の中で
候補化合物の価値を見極める

私は入社以来、医薬品開発の非臨床段階の中でも医薬品候補化合物が新しい薬として本当に開発する価値があるかを見極める初期段階の、さらに初期のステージにある化合物の薬物動態評価を主に担当してきました。新規に合成された化合物の薬物動態は未知な部分が多いため、測定しなければ、どのような結果が出るかわからないドキドキ感があります。一方で、期待する薬物動態ではなかったり、薬効や毒性のデータと関連付けることが難しいという悩ましい状況に陥ったことも多々あります。そのような時には他にもっと適した評価方法は無いのか検討したり、また薬物動態のみに限らずあらゆるデータを見直して、他部署と連携しながら総合的な評価を行い判断したりします。それを限られた時間の中で見極めなければならないというのは非常に大変なことではありますが、医薬品研究の醍醐味の一つでもあります。

FUTURE今後の展望

本当に必要とされる
医薬品を開発する

まずは「既存の医薬品よりも優れた医薬品を出来る限り早く患者さまに届けたい」という医薬品開発に従事する者ならば当たり前のように抱く目標の意味を真に受け止め、患者さまに本当に必要とされる医薬品を開発することです。また医療従事者の方々に納得して使っていただける医薬品とはどのようなものかを考えながら、臨床現場における生の情報に耳を傾け、さらには医療政策等の医薬品を取り囲む状況全般を踏まえつつ研究開発を行っていくことです。

印象に残っていること、今後の展望

MUST ITEMマストアイテム

カラム

マストアイテム

化合物濃度を測定する際には必ず高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いるため、「カラム」は必須のアイテムです。このカラムには様々な種類があり、測定対象の化合物に適したカラムを選択することが再現性良く、高感度に測定するコツの一つになります。

MY PRIVATE休日の過ごし方

食を楽しむ

休日の過ごし方

食べることに対する貪欲さは上級者レベルだと自負しております。休日は友人とご飯を食べに行ったり、平日は手抜き夕飯である分、休日くらいはちゃんと食べなきゃと思い、いつもより時間をかけて大量に料理を作りだめすることが多いです。

MESSAGE MOVIE社員からのメッセージ

日本化薬の魅力

日本化薬は大企業ではありませんが、その分携われる業務の幅が広く、社会的責任を果たしながらも自分のキャリア形成が磨かれます。また多岐にわたる事業が展開されていますが、事業間の垣根が低く、社内発表会やスポーツ等を通して事業間を超えた交流が行われ、様々な刺激を受けることが出来るのが魅力です。