技術系研究開発|機能化学品事業

特定の技術領域の知見を深め、
専門性の高い研究員になる

機能化学品研究所 第1グループ 第1開発担当
2008年入社 / 理学研究科 化学専攻修了

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MISSION仕事のミッション

電子材料向けの新規樹脂材料を開発する

主に電子基板やディスプレイに使用される樹脂材料を開発しています。配属後3年間合成を担当した後、現在は評価を担当しています。ミッションとしては、自社で合成した樹脂を評価して特性を把握し、次の樹脂設計の方向性を決めていくことです。合成メンバーと連携し、自社内で合成から特性判断までを実施することで、開発のスピードアップを図っています。

また、自社内で特性を評価するための評価技術を確立することも重要な任務になります。

用途によって求められる特性やレベルは異なるので、目的とする用途にはどのような特性がどのレベルで必要なのか、常に意識しながら仕事をしています。

FEEDBACKやりがい・大変さ

誰よりも早く物性を知ることができる

樹脂材料評価の仕事では、樹脂の構造を見ながら特性を推測し、顕在化していない特性を探し出したり、用途に合わせた特性評価を実施するため、評価条件の検討や新しい評価方法の開発をすることが多いのですが、常にその条件や方法が妥当であるかを考慮しながら実施する必要があります。

狙った評価で特性が出ないときは、材料側の要因なのか、評価条件の要因なのかを明らかにするため、検証を繰り返すことも多く、思い通りにいかない苦しさを感じることもあります。

しかし、誰よりも早く物性を知ることができるというやりがいもあります。条件最適化によって特性が見出せたときの喜びや、思わぬ特性や優位性があると発見したときの喜びはひとしおです。

仕事のミッション、やりがい・大変さ

MEMORY印象に残っていること

評価方法の開発を起点に、
新規用途の採用に成功

目的の用途に合わせた評価技術を確立し、新規用途での採用に繋げることができたことです。

電子基板向けに開発した樹脂を他用途に展開することになり、まずは最終製品の構造、部材、それらに現行使用されている材料、求められる特性といった技術状況の調査から始めました。

そして評価項目を決定し、十数個ある製品各々の特性の差が出るように組成検討を繰り返して、評価条件を詰めていきました。そして評価結果をまとめて技術資料を作成し、製品を紹介したところ、目的とした用途向けにサンプルの引き合いがあり、更にはユーザー評価においても特性の優位性が認められ、新規用途での採用に繋げることができました。

評価技術を確立したことで、新規用途への展開ができただけでなく、製品の改良要求にも自社内で特性が出ることを確認したうえで迅速に対応できるようになり、今後の開発の大きな強みになったと思っています。

FUTURE今後の展望

樹脂の評価において、
社内の第一人者になる

将来の目標は、強みのある技術領域を持った、専門性の高い研究員になることです。

入社以来一貫して樹脂材料の合成から評価までの業務に携わってきたので、評価するサンプルの合成過程の影響も考慮しながら評価ができるようになりました。

今後はこの技術を軸にさらに専門性を高め、樹脂の評価に関して、社内外で頼りにされる存在になりたいと思います。そのために、今まであまり社内で知見のない、新しい評価技術の開発にも積極的に挑戦していきたいです。

印象に残っていること、今後の展望

MUST ITEMマストアイテム

分析装置

マストアイテム

反応の追跡や、合成した樹脂の物性確認のために、各種分析装置(GPC、HPLC、GC等)は日常的に使用しています。特に、量産化を考えると、工場と同じ型の装置は貴重です。写真の装置は10年ものですが、大切にメンテナンスをしながら使用しています。

MY PRIVATE休日の過ごし方

山登り

休日の過ごし方

会社の人に誘われたのがきっかけで山の魅力を知り、それ以来、時間が許せば山や高原に足を運んでいます。特に最近は雪山ハイキングにはまっていて、雪の上を歩くための装備を買い揃え、全身ピンクの格好で雪の中を走りまわっています。

MESSAGE MOVIE社員からのメッセージ

日本化薬の魅力

協力的な風土があると思います。部署内外に関わらず、時には実験室まで訪ねてきてくださってアドバイスをくださいますし、何かの折に資料を持ってきてくださったり、人を紹介してくださったりと、担当以外の仕事にも興味や関心を持って積極的に関わる人が多いです。たくさんの考え方や情報に触れることができる環境なので、新しいアイディアに挑戦しやすい環境であると思います。