筋層非浸潤性膀胱癌治療剤Apaziquoneに関する契約締結
2009/11/11
日本化薬株式会社(本社: 東京都千代田区、社長: 島田紘一郎)は、2009年11月6日、癌領域を主要ターゲットとするバイオテクノロジー企業であるSpectrum Pharmaceuticals社(米国カリフォルニア州アーバイン、CEO: Rajesh C. Shrotriya、以下Spectrum)と、筋層非浸潤性膀胱癌(表在性膀胱癌・膀胱上皮内癌)治療剤「Apaziquone(一般名)」の韓国を除くアジアにおける独占的開発、流通販売権に関する契約を締結しました。
「Apaziquone」は、癌細胞に認められる酸化還元酵素により活性化されるという特徴を有する筋層非浸潤性膀胱癌に特化した抗悪性腫瘍剤です。海外で行われた第二相臨床試験で、多発性または再発の筋層非浸潤性膀胱癌患者に対し、「Apaziquone」4mgを週1回6週間膀胱内注入することにより、67%のCR(腫瘍の完全消失)率が認められました。現在、欧米では、Spectrum社とAllergan社(米国カリフォルニア州アーバイン、ChairmanおよびCEO: David E.I. Pyott)が、筋層非浸潤性膀胱癌に対する経尿道的腫瘍切除術(TURBT)後の術後補助療法で第三相臨床試験を進めており、年内に登録が終了する予定です。なお、本臨床試験は、米国食品医薬品局のスペシャル・プロトコール・アセスメントに則り、申請資料としての充足性が了承され、迅速審査の指定も受けています。日本では来年から臨床開発を開始します。
日本化薬は、現在24品目の抗悪性腫瘍剤と6品目の癌治療関連製品を販売し、がん領域を重点に事業基盤を構築しています。特に、泌尿器科がん領域は当社関連製品が多く、今回の「Apaziquone」の契約締結により、一層のラインナップの充実を目指すと共に、本剤を早期に上市することにより、がん治療成績の向上、そして患者様やその御家族、医療関係者の皆様に一層貢献できることを期待しております。
- 【参考資料-Spectrum社の概要】
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会社名
Spectrum社(Spectrum Pharmaceuticals,Inc.) 会社所在地米国 カリフォルニア州アーバイン 上場NASDAQ(SPPI) 事業内容オンコロジーおよび泌尿器科領域の医薬品開発に重点を置き、悪性リンパ腫に対する放射性物質標識抗体製剤、悪性骨肉腫に対する葉酸代謝拮抗剤については既に承認販売しているバイオテクノロジー企業 - 参考リンク







