NK105の第2相臨床試験を開始
2007/11/27
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田紘一郎)は高分子ミセル抗がん剤NK105の第1相臨床試験を終え、胃がんを対象とした第2相臨床試験を開始しましたので報告申し上げます。
NK105は、ナノサイズの高分子ミセルに抗がん剤パクリタキセルを内包した高分子ミセル抗がん剤です。がん細胞は、酸素や栄養などを積極的に取り込むために血管(新生血管)壁に隙間が有ります。直径50~150ナノメートルサイズの粒子状の高分子ミセルは、正常の末梢の血管壁は通過できませんが、がん細胞の血管の隙間は通り抜けられるため、がん細胞に薬剤を選択的に届ける運び屋の役割を果します。がん細胞に選択的に抗がん剤を送り届けることが出来れば、人体への副作用は少なくなり、より高い効果が得られることが期待されます。第2相試験は2008年末までに、約60症例を目標に行う予定です。







