リーフガード顆粒水和剤の特徴
リーフガード顆粒水和剤は顆粒で水に溶けやすく、使いやすいネライストキシン系の新規殺虫剤です。
特徴
ハモグリバエ類に安定した効果
● 平成19,20年度の日植防委託試験により、ねぎのハモグリバエ、レタスのナモグリバエに対して安定した効果が認められました。
● ネライストキシン系殺虫剤で唯一ねぎの登録を取っています。
● ハモグリバエ類に効くのは高い茎葉浸達性があるからです。


参考)ネライストキシン剤の各種ハモグリバエに対する有効性
1)徳丸ら(2005)応動昆49(1)1-10
ネライストキシン系剤は、3種ハモグリバエ(トマトハモグリバエ、マメハモグリバエ、ナスハモグリバエ)成虫、2令幼虫に対して殺虫効果が高く、雌成虫の産卵抑制や食害痕抑制効果も高かった。
2)岩崎(2004)北日本病害虫研究報55:236-239
ネライストキシン系剤は、ねぎのネギハモグリバエ幼虫に対して高い効果を有した。
コナガ・アブラムシに即効性
● 平成17〜20年度の日植防委託試験により、だいこん、はくさい、キャベツのコナガ、アブラムシ類に安定した効果が認められました。
● コナガの各ステージ(成虫、幼虫、卵)に対して即効的な効果を示します。
● 高い茎葉浸達性があるので、葉裏のアブラムシにも即効的な効果を示します。
● 他剤(有機りん剤、ピレスロイド剤)に抵抗性のコナガ、アブラムシ類に対しても有効です。

1、即効性:虫体浸漬の効果
キャベツ(品種:将軍):モモアカアブラムシ
方法:モモアカアブラムシが寄生したキャベツ葉を薬剤に浸漬し風乾。マークした範囲の虫を継時的に調査

2、茎葉浸達性(葉表に塗布)の効果
キャベツ(品種:将軍):モモアカアブラムシ
方法:葉裏にモモアカアブラムシが寄生したキャベツ葉の表面のみに薬剤を筆で塗布。葉裏に寄生した虫を継時的に調査

コナガの殺卵効果有り
方法:感受性系統のコナガ卵(産卵1日)を各薬剤希釈液(展着剤加用)に20秒間浸漬し4日後の未孵化卵率を算出した。
リーフガード顆粒水和剤はコナガに対して高い殺卵活性が認められた。

粉立ちが少ない製剤



リーフガード顆粒水和剤
既存水和剤
登録内容・適用害虫
製品概要
● 登録番号 第 22870 号
● 種 類 名 チオシクラム水和剤
● 性 状 淡黄色水和性細粒
● 有効期限 4年
● 毒 性 医薬用外劇物
● 魚 毒 性 B(S)類相当
● 有効成分 5-ジメチルアミノ-1,2,3-トリチアンシュウ酸塩 ・・・ 75.0%
(PRTR・1種・217)
● その他成分 キシレン ・・・ 2〜3%
(PRTR・1種・80)
エチルベンゼン ・・・ 1〜2%
(PRTR・1種・53)
● 包 装 500g×20袋
適用害虫と使用方法
| 作物名 |
適用害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
チオシクラムを含む農薬の総使用回数 |
| キャベツ |
アブラムシ類、コナガ |
1500倍 |
100〜300
L/10a
|
収穫7日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
| はくさい |
| レタス |
ナモグリバエ |
2回以内 |
2回以内 |
| だいこん |
アブラムシ類、コナガ |
収穫14日前まで |
| ねぎ |
ネギハモグリバエ |
収穫7日前まで |
使用上の注意事項
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
- 散布液量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法にあわせて調節すること。
- 蚕には強い毒性があるので、近くに桑園がある場合には風向きなどに十分注意し、絶対に桑葉にかからないようにすること。
- 汚染した桑葉は絶対に給桑しないこと。
- ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
@ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
A受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。
B養蜂が行われている地区では周辺への飛散に注意する等、ミツバチの危害防止に努めること。
- 散布液調整後はそのまま放置せず、できるだけすみやかに散布すること。
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけること。
- たばこ、なすには薬害を生ずるので、かからないように注意して散布すること。
- はくさいの幼苗期には薬害を生じるおそれがあるので散布しないこと。
安全使用上の注意事項
- 医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
- 本剤は目に対して強い刺激性があるので、散布液調整時には保護眼鏡を着用して、薬剤が眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。
- 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意すること。皮膚に付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
- 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石鹸でよく洗い、うがいをすること。
- 水産動植物(ドジョウ)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養魚池に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
- 使用残りの薬液が生じないように調整を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
- 貯蔵は、直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。
販売会社
日本化薬株式会社
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