日本化薬グループは2016年をもって創業100周年を迎えます。これまでの93年間、さまざまな市場の変化に対応した技術革新により、持続的成長を遂げてきたことは私たちが持つ「変化に対応する遺伝子」によるものだと考えています。変化は絶えず起きており、その変化に迅速に対応した者だけが生き残ります。市場が求める「最良の製品を提供し続ける」という気持ちを全従業員が共有してきた遺伝子、この強い企業風土こそ私たちの誇りであり、自信でもあります。
2009年夏以降、市場経済はゆるやかな回復傾向と言われておりますが、これは単に異常な不況から正常な不況への回復にすぎないと考えています。さらに今回の不況は従来の循環的不況ではなく、戦後以来の産業・経済の構造変革期の不況であるとも認識しています。よって、これまでのエネルギー大量消費型社会から、世の中は省エネルギー、省資源、環境対応型社会へと、従来にも増して構造変化が加速しています。そして、同時に先進国中心の経済から新興国中心の経済、つまり高価格・技術偏重型製品から低コスト製品・コモディティ化経済へと変化しています。こういった変化へ対応する行動がいかに迅速に行えるかが、持続的成長のKeyだと考え、私たちは行動を起こしています。
昨年制定しました「CSR理念」、私たちの進むべき方向を示した企業精神「KAYAKU spirit」、また、従来より最重要課題として位置づけている「安全操業」「環境対応」「コンプライアンス」というKeywordをベースに、この時期に日本化薬は「CSR中期アクションプラン」を策定し、CSRを強力に推進するための行動を始めています。そのプランの中では約40項目の成果指標をすべて定量化した目標として掲げています。その一つひとつが「最良の製品を、社会に提供し続ける」ことに繋がり、これを確実に実践していくことが社会的責任であると考えています。
そして、私たちはCSRを単なる社会貢献のみならず経営戦略、事業活動そのものであると積極的に捉え、守りはもちろん攻めのCSRをこれからも展開し続けてまいります。
![]()









