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セイフティシステムズ事業本部

自動車事故から生命(いのち)を守る

セイフティシステムズ事業本部では、自動車安全部品の開発・製造・販売を行っています。

日本化薬では、創業から産業火薬とその起爆に必要な雷管を製造してきました。その長い歴史によって培った、点火・起爆及び火薬燃焼に関する優れた技術を応用して、自動車衝突時にエアバッグを膨らませるためのガス発生装置「インフレータ」及び、同時に作動するシートベルトを巻き取るためのガス発生装置「マイクロガスジェネレータ(MGG)」、そしてそれらを点火するための部品「スクイブ」を独自に開発してきました。

日本(姫路工場)、チェコ(フセチン市、インデット セイフティ システムズa.s.)、中国(浙江省、化薬(湖州)安全器材有限公司)、メキシコ(モンテレー市、カヤク・セイフティシステムズ・デ・メキシコ,S.A.de.C.V.)の世界4拠点に工場を持ち、グローバル展開を図っています。

現在、これらの部品は世界中の多くの自動車に搭載されており、自動車事故による死亡者数の低下に貢献しています。

普通乗用車の死亡事故発生状況(警視庁交通局データより抜粋)

主要製品のご紹介

インフレータ

インフレータは、エアバッグを膨らませるためのガス発生装置です。日本化薬では、運転席用・助手席用インフレータから始まり、サイドエアバッグ用、カーテンエアバッグ用、ニー(膝)用へ搭載範囲を広げ、自動車の安全性をより高めるために、新しい製品の開発を進めています。

マイクロガスジェネレータ(MGG)

マイクロガスジェネレータ(MGG)は、自動車衝突時にシートベルトを巻き取る仕組み(シートベルトプリテンショナー)に使用するガス発生装置です。
シートベルトを巻き取ることで体を正しい位置に固定し、膨らんだエアバッグの位置に合わせます。これによりエアバッグの効果を高め、乗員の安全性を確保します。
ほかにも、事故時の安全装置として、ヘッドレストやシートを動かしたり、歩行者保護のためにボンネットを跳ね上げるシステムなど、さまざまな使用が検討されています。

スクイブ

スクイブは、「インフレータ」及び、「マイクロガスジェネレータ(MGG)」に組み込まれている点火用部品です。
自動車の衝突時にセンサーが衝撃を感知すると、スクイブへ電流が流れ、次いで熱が発生することによりスクイブ内部の薬剤が発火し、スクイブが作動します。スクイブが作動し、インフレータ及びマイクロガスジェネレータ(MGG)の「ガス発生剤」に点火・燃焼することにより、ガスが発生します。

自動車安全部品の作動メカニズム

  • 1. 衝撃をフロント部に組み込まれた「衝突センサー」によって感知
  • 2. 診断装置が事故による衝撃か否かを判断
  • 3. 事故と判断された場合、電気信号がスクイブに伝達
  • 4. 電気信号からスクイブの点火薬に着火
  • 5. ガス発生剤に着火しガスが発生
  • 6. 「エアバッグ」が膨らむと共に「シートベルトプリテンショナー」がシートベルトを引き込み、搭乗者の受けた衝撃を吸収

1. ~6. まで0.05秒程度